10代の社会参加ガイド始め方・探し方・続け方と、まわりの大人にできること
TEIGEN JPは、2023年6月に東京都足立区で設立した学生団体です。高校生・大学生38名(2026年6月時点)が、一都三県から参加しています。
設立の理由は単純で、参加できる場所が見つからなかったからです。だからこのページは、当時の私たちが探していたものを、あとから来る人のために置き直したものだと思ってください。
段階1|まず、参加できる場所を探す
やりたいことが決まっていなくて構いません。やってみないと、何が向いているかは分からないからです。
探すときは、距離の近い順に見ます。学校の先生、自治体の広報、図書館や公民館、生徒会——遠くの有名な団体より、近くで実際に動いている場所のほうが入りやすいことがほとんどです。
自治体の公募は見落とされがちです。子ども・若者の意見を聞く会議や、ユース向けの事業を持つ自治体は増えています。
- 10代が社会活動の参加先を探すとき|選び方と、募集がないときの動き方 — どこを探すか、何を確認して選ぶか、募集が閉じていたときの3つの手
段階2|見つからなければ、始める
行きたい団体が見つかっても、募集の時期が合わないことがあります。多くの学生団体は、新規メンバーの募集を年に1回程度しか行いません。
そのときの最短経路は、自分で始めてしまうことである場合があります。無茶に聞こえますが、TEIGEN JPがまさにその形で始まりました。
最初の3か月でやることは決まっています。仲間を集め、最初の活動を1つ終わらせ、役割を分けること。順番を逆にすると止まります。
- 高校生の学生団体立ち上げ|最初の3か月で仲間・活動・役割を形にする — 何から手を付けるか
- 模擬選挙を自分の街で開くには|行政・選挙管理委員会への相談手順 — 大人に相談するときの、最初の一枚資料
TEIGEN JPは、モギ区長選とおそうじ隊のモデル・教材・運営ノウハウを共有し、立ち上げまで伴走しています。立ち上げ相談は30分・無料・オンラインで、通年で受け付けています(東京での新規メンバー募集は原則年1回)。

段階3|始めた後に来る停滞を抜ける
参加しても、立ち上げても、しばらくすると人が減り、話が進まなくなる時期が来ます。
これはほぼ必ず来るもので、熱意が足りないから起きるのではありません。役割が決まっていない、締切がない、という構造の問題であることがほとんどです。
- 学生団体に人が集まらない・続かない理由|3つの壁と立て直し方 — 停滞の原因と、順番を変えるだけの立て直し
入る前に活動の実際を知りたい方は、参加のまえにを読んでください。責任・活動頻度・組織が守ることを率直に書いた文書で、良いことだけを書いていません。
学校の中でできることもある
学校の外に出なくても、すでにある行事を学びに変えるという道があります。
生徒会選挙は多くの学校が毎年実施します。ここに公約の比較や事前学習を接続すると、選挙の有無にかかわらず毎年の機会になります。総合的な探究の時間で地域課題を扱う場合も同じで、調べ学習で終わるかどうかは単元の設計で決まります。
先生に相談する場合は、主権者教育とは|授業で扱うときの5つの論点を一緒に読んでもらう方法もあります。
保護者・先生の方へ
10代が活動を始めるとき、まわりの大人が確かめておきたいことは3つに分かれます。安全、活動量と学業、進路への影響です。
反対か賛成かを決める前に、何が分かれば安心できるのかを言葉にするほうが、本人との話が進みます。
- 子どもが学生団体を始めたら|保護者が確かめておきたいこと — 体制の確かめ方、活動量の握り方、本人と話すときの3つの問い
声を届ける先を探しているなら
意見を言う機会そのものを探している場合、制度の側にも入口があります。
TEIGEN JPは、13〜24歳の声を政策形成へ接続する足立区若者議会構想を、5段階の制度設計として公開しています。ラウンドテーブルの設置から、連携協定、条例化、附属機関としての定着までを想定した構想です。
自治体の担当者へ相談する道もあります。その場合の手順は模擬選挙を自分の街で開くにはにまとめました。
私たちについて
活動は、足立区役所・区議会・教育委員会・選挙管理委員会と共創する体験型主権者教育「モギ区長選」と、株式会社ダスキンの協力のもと開発した小学校向けの掃除教育の出前授業「地域をまもれ!おそうじ隊」の二本柱です。設立から延べ1,000人以上に機会を届けてきました。
TEIGEN VISION 2030として、2030年までに全国47都道府県へ展開することを掲げています。2026年7月時点の実施済みは5/47(東京都・神奈川県・埼玉県・愛知県・大阪府)です。
ご相談はお問い合わせから承ります。企画案や地域が決まっていなくても構いません。